マツダの人気のコンパクトカーであるデミオのマイナーチェンジが2016年10月に発表され、11月16日から発売が開始されることとなりました。
デミオは、1996年から20年以上にわたって発売されているコンパクトカーであり、最近では“2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー”の栄冠を得る程の実力ある車です。
2014年のフルモデルチェンジで4代目となった現行型ですが、今回のマイナーチェンジでさらに内容がパワーアップすることとなります。
その新型デミオのマイナーチェンジの内容を見ていきましょう。
マツダ デミオのマイナーチェンジ2016の内容について
2016年11月に発売されるデミオのマイナーチェンジの内容は以下の通りとなります。
・G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)搭載
・マルチインフォメーションディスプレイにフルカラーのTFT液晶を採用
⇒標識の認証はなし
・新デザインのステアリングホイール採用
・天井のピラーをブラックにして内装の質感向上
・エクステリアを若干改良
⇒フロントバンパー下部にあるフオグランプ周辺をメッキ装飾化。
ディーゼル仕様とガソリン仕様で差別化していたフロントグリル内の赤いバーの廃止
・後部ドアの開閉音の質感向上
・ホイールをガンメタ塗装風に
・特別仕様にあったブラックレザーモデルがカタログモデルへ
・特別仕様車の設定あり
・新ボディカラーとしてマシーングレープレミアムメタリックを追加
新型デミオ 自動ブレーキの歩行者検知対応ならず
レーダークルーズコントロールのMRCCがコンパクトカーのデミオに付くのはかなり魅力的ですが、1つだけ残念なのが、自動ブレーキが歩行者検知するアドバンストSCBSやレーンキープアシスト機能(LKA)については、今回のマイナーチェンジでも採用されないという部分です。
これについては、コストがかかるのか、それともCX-3との差別化が狙いなのかもしれません。
[ad#car-2]デミオのマイナーチェンジ後の価格
デミオのマイナーチェンジ後の価格は据え置きとなる見込です。
<ガソリンモデル>
13C:1,350,000円
13S:1,458,000万円
13Sツーリング:1,684,800万円
13SツーリングLパッケージ:1,738,800万円
<ディーゼルモデル>
XD:1,782,000万円
XDツーリング:1,965,600万円
XDツーリングLパッケージ:2,019,600万円
デミオのマイナーチェンジに関するまとめ
MRCCが搭載されたことは、非常に大きな進歩であり、新型デミオの存在が今後他社もコンパクトカーにレーダークルーズコントロールをつけるきっかけになりそうです。
ただ、歩行者検知対応の自動ブレーキも採用してほしいところですが、それはさすがに望み過ぎといったところでしょうか。
マツダはイヤーモデル制をとっているので正式にはマイナーチェンジという呼び方は正しくはないのですが、今回はビッグマイナーチェンジと言える程大きな改良とは言えないため、現行型はもう一度くらい大きな改良をされる可能性は残っています。
新型デミオは、ライバルのコンパクトカーと比べても質感や機能性が高いため、マイナーチェンジによってさらに人気がでそうです。
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