スバルのクロスオーバーSUVのフォレスターが現行型最後と見られるマイナーチェンジを2017年4月に実施します。
2018年にはSGPを採用したフルモデルチェンジが控えているだけに、世代交代前最後のモデルとなります。
ちなみに、1月22日には、D型のオーダーストップがかかっています。
フォレスター E型(2017年モデル)について
現時点で出ているフォレスターE型の最新情報はこちらです。
- 特別仕様車のBrownLeatherSelectionとStyleModernを廃止
- アイサイトのアクティブレーンキープアシストの作動可能速度が60kmへ変更(これまでは65kmだった)
- X-BREAK専用色だったデザートカーキ、オレンジの廃止
- X-BREAKモデルにオレンジステッチをあしらった内装色
- アイサイトver3を全グレードに装備
また、2.0iグレードの6MT車は廃止になるものの、2.0i-Lグレードの6MT車は継続して発売されるという情報もあります。
その他、確定していないものの期待される機能としては、アイサイトの車線中央維持機能。
この車線維持機能については、これまでレガシィやレヴォーグに採用されてきましたが、新型インプレッサにも搭載されたことから、フォレスターにも搭載されることが期待されています。
ちなみに、デザインやボディ・足回りについてはほとんど変更がない見通しです。
現行フォレスターの大幅改良はすでにD型のビッグマイナーチェンジで済ましているため、今回は小改良に留まります。
<参考 2016年のD型で改良された内容>
- 内外装のデザインの大幅改良
- アイサイトver3の搭載
- スバル車初の装備アダプティブドライビングビームをパッケージ化した「アドバンスドセイフティパッケージ」をメーカーオプションとして新設定
- スバル車初のLEDハイ&ロービームランプ、ステアリング連動ヘッドランプを採用
- シャシー性能の強化
ラストモデルとなるE型で大幅な改良が行われることはほぼないため、今回のフォレスターE型の内容は無難な所に落ち着いたと言えるでしょう。
フォレスター 2018年にはいよいよ世代交代へ
2018年には、いよいよフォレスターがフルモデルチェンジをして新世代へと交代する予定です。
新しいプラットフォームのSGPや新世代アイサイトの搭載など、注目部分は多く、人気が集まるのは間違いないでしょう。
ただ、安心という面では、世代交代前の現行フォレスターとして完成形となる今回のE型も捨てがたい所。
次世代のフォレスターまで一年待つのか、それとも熟成した完成形の現行フォレスターE型か、あなたはどちらを選びますか?