新車モデルチェンジ情報

スズキ 新型ワゴンRのフルモデルチェンジが2017年!ヴェルファイアー風でスティングレーも改良へ

スズキの軽自動車「ワゴンR」が2017年2月1日にフルモデルチェンジを実施します。

ワゴンRと言えば、軽ハイトワゴン(軽トールワゴン)ブームを作り出すほどのスズキ自慢のベストセラーカーです。

2006年〜2011年までは5年連続で軽自動車販売台数NO.1を記録する程の大人気車種でした。

しかしながら、タントやN-BOX、デイズ等々、軽自動車市場には新しい車が続々と登場し、ワゴンRは全盛期ほどの存在感を示すことができていません。

そんなワゴンRがフルモデルチェンジして6代目へと代替わりし、かつての勢いを取り戻せるのかに注目が集まります。

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スズキ 新型ワゴンRのフルモデルチェンジが2017年2月1日

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(出典:ワゴンR公式サイト

新型ワゴンRのフルモデルチェンジは、元々2016年秋と見られていましたが、2016年に発覚したスズキの燃費の測定不正問題が原因で開発・生産が滞っていることが原因と見られ、2017年にずれ込むこととなりました。

そしていよいよ2017年2月1日に待望のフルモデルチェンジを実施します。

そんな新型ワゴンRはフルモデルチェンジでどのように進化するのか見ていきましょう。

新型ワゴンRのデザイン(外観、内装)について

現在のワゴンRには、ノーマルモデルとスティングレーの2つが存在しますが、フルモデルチェンジ後もスティングレーモデルは継続して新型が発売されることとなります。

基本的にデザインは現行ワゴンRのキープコンセプトとなります、

まず、新型ワゴンRのノーマルモデルは、新型ソリオでも採用された二段ヘッドライトを採用し、デザインとしては、ヴィルファイア風になる見通しです。

また、フロントライト、リアコンビランプともに横向きとなります。

そして、スティングレーについてもデザインが改良されることとなり、フロントライトが縦型となって、スティングレーならではの大型フロントグリルが採用されます。

また現在はHIDのヘッドライトはLED化される見通しです。

予想されるボディサイズは、現行からほとんど変わらず、全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,660mmで、ホイールベースに関しては、現在の2,425mmから25mm延長された2,450mmになると予想されます。

新型ワゴンR プラットフォームを最新世代のものへ

新型ワゴンRに採用されるプラットフォームには、新型アルトから初採用された最新世代のスズキの次世代軽量プラットフォームが採用されることとなります。

このプラットフォームを採用することで軽量化に加えて、剛性アップも実現し、車体の安定性が向上し、静粛性の向上にも貢献することとなります。

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650kgという大幅な軽量化に成功した新型アルトの例があることから、新型ワゴンRでも現在の790kgから大幅に軽量化された700~750kg程度になることが期待されています。

また、トランスミッションも改良され、CVTとは別に5速AGSが採用される可能性が取りざたされています。

新型ワゴンRのパワートレインについて

新型ワゴンRのパワートレインとしてエンジンシステムには、現行ワゴンRと同様の「R06A型0.66リッター直列3気筒DOHCエンジン」にSエネチャージを加えたマイルドハイブリッドシステムを採用し、JC08モード燃費35.0~38.0km/Lを達成してくると見られています。

これには、「S-エネチャージ」を改良するために、「ISGモーター」を搭載したり、モーターの効率をアップさせるといった工夫がなされ、それが燃費性の向上につながる見通しです。

また、一部では、ソリオのようにストロングハイブリッドシステム搭載モデルもラインナップし、JC08モードで40km/Lを目標に登場するのではという情報もあります。

そして、新型ワゴンRスティングレーには、ターボエンジンが搭載され、JC08モードで30.0km/lが目指されていると言われています。

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新型ワゴンRの安全装備について

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新型ワゴンRには、「サイドカーテンエアバック」がオプション装備ではなく全グレード標準装備になる見通しです。

他には、現行ワゴンRには自動ブレーキシステム 「スズキ レーダーブレーキサポート」が採用されていますが、これが、モデルチェンジ後はハスラーやスペーシアといった車種に採用されてる 歩行者検知対応自動ブレーキ採用の「スズキ デュアルカメラブレーキサポート」が搭載される可能性が非常に高いです。

「スズキ レーダーブレーキサポート」では、

  • 時速15km/h以下にて衝突回避。
  • 時速30km/h以下にて衝突軽減。
  • 自動ブレーキの検知対象は車のみとなり、歩行者や自転車は対象外

といった性能でしたが、これが「スズキ デュアルカメラブレーキサポート」になることで、自動ブレーキが歩行者検知対応となり、衝突回避も時速5km/h~30km/hの範囲で対応可能と大幅に性能が向上しています。

ファミリーカーとして利用されることも多く、お子さんが載ることも多いワゴンRには、まさに必要不可欠な機能とも言えます。

このほかには、ダイハツ ムーブキャンパスで採用された「360度パノラマモニター」のようなシステムや、最近多くの車種で搭載されるようになってきたレーダークルーズコントロールが採用されるのかどうかといった注目点もありますが、これについては現時点では搭載されるといった情報は出ていません。

新型ワゴンRの発売時期は?

新型ワゴンRの発売時期は、2017年2月1日となります。

新型ワゴンRに関するまとめ

全盛期の頃のワゴンRの完全復活に向けて、今回スズキの手腕が問われます。

ダイハツのタントやホンダのNBOXといった広い空間が売りとしたトールワゴンが大人気の中、ムダな空間を持たずに、高い実用性と燃費性能を堅実に実現させているワゴンRがモデルチェンジによって、どこまでかつての栄光を取り戻せるのか。

新型ワゴンRのアピールポイントを含めて、公式発表を楽しみに待ちましょう。

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