ハイブリッド車でトップクラスの人気を誇るトヨタのアクア。
2013年、2014年、2015年の3年連続で国内新車年間販売台数1位を記録し、現在も月間販売台数1万5000台を売り上げる程です。
トヨタ最新の予防安全装備「トヨタセーフティセンスC」を備え、JC08モード37km/Lという驚異の燃費性能にも関わらず、100万円代後半という低価格が大ヒットの要因となっています。
そのトヨタのアクアが2017年にフルモデルチェンジを実施する見通しです。
モデルチェンジによって、今回は、新型プリウスの新型プリウスの40.8km/Lを大きく上回る45km/Lに達する可能性が取りざたされています。
今回は、アクアのフルモデルチェンジに関する現時点での情報お伝えします。
新型アクアのフルモデルチェンジが2017年!燃費性能大幅向上か
フルモデルチェンジされる新型アクアには、4代目の新型プリウス同様の大幅に性能が向上したハイブリットシステムである最新式のTHS-IIが採用されると見られています。
※新型プリウスのハイブリッドシステムの動画
現在は、1.5Lエンジン+電動モーターを採用していますが、これに最新式のTHS-Ⅱが取り入れられることとなります。
これによって、熱効率の向上が図られ、エンジンの低フリクション最適化や電気的な損失の低減が実現し、その恩恵を受けて、新型アクアの燃費は、42km/L~45km/Lになる見通しです。
現時点で最高の燃費性能の車は新型プリウスで、JC08モード燃費40.8km/Lとなっています。
新型アクアはこれを大きく上回る燃費性能を実現する見通しです。
また新型アクアに採用されるバッテリーについて、リチウムイオンバッテリーではなく、コストを抑えるためにもニッケル水素バッテリーの搭載の可能性があります。
新型アクアに新開発のプラットフォームのTNGA採用
新型アクアには、4代目となる新型プリウスから採用されている次世代プラットフォームのTNGA(Toyota New Global Architecture)のが採用されます。
このTNGAプラットフォームは、新型SUVのC-HRや次期カムリ、次期レクサスLS、次期センチュリー等々、トヨタ・レクサスが今後発売する新型車に採用されていく予定です。
これによって、ボディー剛性の強化、低重心化がされ、コストパフォーマンスの向上も含めて大幅な性能向上が実現することとなります。
新型アクアの安全装備トヨタセーフティセンスPに進化?
現行型アクアにはトヨタセーフティセンスCが搭載されています。
新型アクアではトヨタセーフティセンスCの上位モデルのトヨタセーフティセンス Pが採用される可能性が噂されています。
もしもトヨタセーフティセンスPが採用されれば、歩行者対応プリクラッシュセーフティシステム、追従機能付きのクルーズコントロール、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)といった機能が備わることとなります。
[ad#car-2]新型アクアのデザイン
新型アクアのデザインコンセプトは現時点ではまだ公開されていません。
ただ、参考になると見られているのが”プレミアクア(Premi AQUA)”です。
これは東京モーター所2013で公開され、アクアをベースにして、高級感を付け加えたプレミアム性のあるアクアとして公開されました。
キーンルックを採用したうえ、高級感のあるデザインであり、次期アクアとしてもこのデザインが期待されます。
新型アクアの発売日と価格予想
新型アクアの発売時期で有力なのは2017年12月です。
現行アクアの価格は176~243万円となっていますが、新型アクアの予想価格は190万円~程度になると予想されます。
新型アクアの情報まとめ
2017年にはヴィッツにハイブリッドが登場するなど、トヨタの身内でアクアにとって強力なライバルが出現することとなります。
他にも、ライバルとして日産の新型ノートやホンダのフィットのマイナーチェンジモデル等も発売されますが、コンパクトカーの王者であるアクアとしては最高クラスの燃費性能とトヨタ最新のテクノロジーを採用して現在のポション維持を狙う事となります。
新型アクアは発表が待ち遠しいモデルですが、続報を楽しみにお待ちください。
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