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ホンダ 新型CR-V 2017年型へフルモデルチェンジ!日本発売なし?最新情報はこれだ

ホンダのクロスオーバーSUV「CR-V」が北米で2017年型へフルモデルチェンジすることとなりました。

CR-Vと言えば、日本では販売が好調な「ヴェゼル」とは裏腹に、販売が不調であり、2016年8月に販売終了されたばかりです。

そんなCR-Vですが、北米では人気が高く、「SUVオブザイヤー2015」を受賞するほどの人気があります。

そしてホンダのアメリカ現地法人が2016年10月13日に、5代目となる新型CR-Vを公式発表しました。

今回は、その新型CR-Vの最新情報と気になる日本発売に関する情報を紹介します。

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ホンダ 新型CR-V 2017年型へフルモデルチェンジ!

2016年10月13日にフルモデルチェンジが発表されたばかりの新型CR-V。

デザイン刷新はもちろんのこと、走行性能と燃費性能も大きく向上しています。

では、5代目へと進化を遂げた新型CR-Vの詳細を見ていきましょう。

新型CR-Vのデザイン(エクステリア)

新型CR-Vのエクステリアのデザイン画像はこちらです。

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オートシャッターグリルであり、近年のホンダ車で採用されているデザインであるソリッドウイングフェイス(Solid Wing Face)」がしっかりと採用されており、4代目CR-Vの雰囲気も若干残りながらもスポーティな外観へと進化しています。

ロングホイールベースで、フルLEDタイプのヘッドライトに加えて、リアゲートに関してはホンダで初めて採用となるハンズフリーのパワーテールゲートを搭載。

新型CR-Vのデザイン(インテリア)

新型CR-Vのインテリア画像はこちらです。

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ナビにカーナビは、GPS機器で有名なGarmin(ガーミン)社との共同開発したものを採用したり、メーターが液晶になっていたり、レザーシートの設定や、足元のシートが4代目CR-Vより約5cmほど拡張されていたりと快適な室内空間を実現させています。

その他、今やめずらしく無くなってきましたが、スマートフォンを活用できるApple「CarPlay」
とGoogle「Android Auto」にも対応しています。

新型CR-Vに新トランスミッション採用

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注目なのが新型CR-Vには、新型のトランスミッションが採用されていることです。

それは、「G-design Shif」と呼ばれるホンダ新開発のトランスミッションです。

これは、CVTが出しゃばらず加速Gが心地よく感じることのできる変速特性を持ち、加速度を細かく制御すして、アクセルの踏み込み具合に応じた加速度をより生み出しやすくする機構となっています。

まるでATのような感覚で乗れるCVTとも言われる程です。

ちなみに「G-design Shif」は、ヴェゼルRSでもすでに採用されています。

燃費向上にも貢献し、従来比でCVTが5%、5速ATが10%の向上と言われています。

この新型トランスミッションの「G-design Shif」は、新型CR-Vの全グレードに標準装備されることになります。

新型CR-Vにダウンサイジングターボ搭載

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新型CR-Vに採用されているエンジンには、NAとダウンサイジングターボという2つのパターンが用意されています。

<NAモデルのスペック>

・2.4L 直列4気筒i-VTECエンジン
最高出力:184PS/6,400rpm
最大トルク:244Nm/3,900rpm

<ダウンサイジングターボのスペック>

・1.5L 4気筒ターボエンジンVTECターボ
最高出力:190PS/5,600rpm
最大トルク:243Nm/2,000-5,000rpm

この1.5LダウンサイジングVTECターボは、ステップワゴンに搭載されているものよりも最高出力・最大トルク共に大きく上回る性能となっています。

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新型CR-Vのフロントサスペンションにも注目

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新型CR-Vのフロントサスペンションには、液封コンプライアンスブッシュを採用したストラット式を採用し、リアサスペンションにマルチリンク式を採用しています。

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(出典:http://www.honda.co.jp/

◯液封コンプライアンスブッシュについて

液封構造を持つ防振ゴム部品は低い動的バネと高い減衰を持ち,特性設定の自由度も高い.その利点をサスペンションのブッシュで活かし,乗心地とロードノイズを向上する手法

段差を持つ路面を走行する場合のハーシュネスでは多くの場合,タイヤへの入力が左右で同位相である.これに着目し,左右で異なる特性を持つ液封コンプライアンスブッシュを用いて車体への伝達力の位相差を発生させる事により,左右の伝達力を打ち消し合わせる手法を開発した.この手法により段差路面における車体への伝達力を従来に対して低減した.

舗装の粗い路面を走行する場合のタイヤの振動はサスペンションを通じて室内に伝達される.ロードノイズの周波数域ではサスペンションのゴムブッシュはバネ要素,減衰要素として作用し,アームは剛体要素,弾性要素として作用し,ロードノイズに関してこれらの寄与が高い事を見出した.この知見を元に液封ブッシュの特性を最適化し,ロードノイズの向上を達成した.

(出典:液封ブッシュによるハーシュネスとロードノイズの低減技術の研究

◯マルチリンク式サスペンションとは

マルチリンク式サスペンションは、サスペンション形式の一つで、基本的な上下に並んだアームによるダブルウィッシュボーン式サスペンションのリンク構造に加えて、より多くのリンクによりジオメトリ変化を制御する構造である

(出典:Wikipedia

新型CR-Vに「Honda SENSING」採用

新型CR-Vにはホンダの安全装備である「Honda SENSING」が採用されています。

「Honda SENSING」が採用されることで以下の機能が備わります。

◯衝突軽減ブレーキ
◯歩行者事故低減ステアリング
◯ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
◯LKAS〈車線維持支援システム〉
◯路外逸脱抑制機能
◯誤発進抑制機能
◯先行車発進お知らせ機能
◯標識認識機能

新型CR-V 7人乗り仕様やPHVも?

日本で人気が高くミニバンの代替ともなりやすい3列シート7人乗りモデルや、。欧州での販売を念頭に入れてPHV(プラグインハイブリット)システムが搭載も今後はあるのではと噂されていますが、いずれも噂の域を越えず、現時点ではそのような情報は出ていません。

新型CR-V 2017年に日本発売はあるのか

4代目CR-Vは、冒頭でもお伝えした通り、日本では2016年8月に販売終了しています。

実質、日本で大人気モデルとなっているヴェゼルと統合した形になっており、4代目CR-Vの日本での売り上げが不調であったことから、新型CR-Vは海外専売車となり、日本発売の可能性は低い状況です。

しかしながら、カナダで予定していた欧州向けCR ‒ Vの生産を国内の埼玉県・狭山製作所に移すことになったと言われており、それゆえ、日本国内で生産するならば、日本でも発売すればいいのでは?という声も挙がっているという情報もあります。

ホンダとしては、日本ではヴェゼルに注力することが賢いですが、わずかながらも新型CR-Vの日本発売の可能性は否めないと言ってもいいでしょう。

新型CR-Vの販売価格はいくら?

新型CR-Vの価格は260万~と予想されており、もしもPHVモデルが出た場合は、約520万円程度になると見られています。

新型CR-Vについてのまとめ

新型CR-Vでは、フルモデルチェンジ後も北米では引き続きホンダの売れ筋SUVとして発売されることとなりますが、日本ではヴェゼルに集中して販売が繰り広げられる状況で、新型CR-Vの日本発売の可能性はかなり低いです。

しかしながら、ヴェゼルが現在以上に好調で日本でさらなるSUVの需要が出てきた場合は、新型CXR-Vの投入の可能性はわずかながらでもあると言えるのではないでしょうか。

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